たった3ヶ月半で
TOEICの点数を
600点から900点に上げた方法
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TOEICの得点が伸びずに困っている人は多くいるのではないでしょうか?
今回紹介するのは私が3ヶ月半でTOEIC600点から900点を達成した方法です。
私の経験上600点から700、800、900点を達成する勉強方法はほぼ同じです。
そして私自身、特別なことは何もしていないので誰でも900点を達成することはできると考えています。
このページでは私自身の経験から600、700、800、900点にレベルを分けて解説していきたいと思います。
そしてまだ600点が取れていない方、また到達はしているものの発音、単語、文法の3つの基礎的な知識がついていない方は下記のページをご覧ください。
600点に到達していてもこの3つの基礎ができていないとほぼ確実にそれ以上のスコアは見込めないためです。↓↓↓
実際の私のスコア
3か月半で600点から900点達成できました!
私のTOEIC受験を体験記として当時の状況などを詳しく説明したのでよかったらご覧ください。↓↓↓
3ヶ月半でTOEIC900点を達成した全体のロードマップ
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金フレーズを使ってTOEIC専用の単語をマスター
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TOEIC公式の問題集を最低17回分解く。
part5が10分以内に解き終わるか不安だったので『出る1000』を使って練習。
リーディングがリスニングに比べ不安だったので『TOEIC(R)テスト 新形式精選模試 リーディング』で演習。
勉強に必要なもの
- TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ
- TOEIC公式問題集2〜9(模試16回分) 新しいものが最新の傾向に合わせて作られているため番号が大きいものから解くのがおすすめ
- TOEIC L&R テスト究極の模試600問
TOEIC600点を目指す勉強法
このスコアを目指す方はTOEIC専用の勉強は必要ありません。
英語の基礎である文法、単語、発音に対する基礎が固まっていればTOEICの対策を何もせずとも600点付近の得点は可能だからです。
ここでの勉強はTOEICで高得点を目指すよりもはるかに重要です。なぜなら上級者でもいつもつまづくのは基礎(文法、発音、語彙)の部分だからです。
逆にここを乗り越えてしまえばTOEICの学習は半分終わったようなものです。また、基礎が固まってしまえば600点から900点を目指す勉強はほぼ同じです。
ここではTOEIC専用の学習についてお話ししたいので600点を目指す方、英語の基礎の勉強を固めたい方は次のページをご覧ください。↓↓↓
Tips-TOEICスコア別勉強時間-
何時間勉強すれば自分の目標スコアに辿り着けるのか気になる人は多いのではないでしょうか?
私の場合、合計で3回本試験を受けました。(600→820→900)
それぞれのフェーズでどのくらい勉強をしたのかを共有したいと思います。
英語力ゼロ~600 約480時間
600~820 約240時間
820~900 約120時間
私は900点到達まで合計で840時間勉強しました。
どうでしょうか?長いと感じましたか?
私が自分の経験から一つだけ言えることは近道など考えず、しっかりと時間をかけて正しい勉強をすることです。
当時一日どのくらい勉強をしてどのような課題を抱えていたのかは下記ページに書いたのでよろしかったらご覧ください。↓↓↓
TOEIC700点を目指す勉強法
まず、金フレーズを使ってTOEIC頻出の語彙をマスターします。少なくとも10周はしてください。
金フレーズは目指す得点別にレベル分けされていますが、私はレベルに関係なく全て覚えることをお勧めします。TOEICは単語がわかるだけで一瞬で解答にたどり着くことが多々あるからです。金フレはアプリを使うことで音声をダウンロードできるので通勤、通学中の隙間時間をうまく活用するといいでしょう。
金フレが終わったらTOEIC公式の問題集を6回分解いてください。TOEIC公式問題集は一冊につき、模試が2回分あるので3冊購入してください。
また、発売日が最新のものほど現在の難易度に近い模試になっているので、番号が大きいものから順に解いていってください。しっかり6回分解いて復習すれば700点は達成できます。
模試を解く際は実際の環境に極限まで近づけてください。特にリスニングです。TOEIC公式の問題集にはCDもついていますし、アプリをダウンロードすればbluetoothでオーディオに繋いで流すこともできます。実際にスピーカーを使って解いてみましょう。
また、なるべくリスニングとリーディングを通しで解いてください。実際のテストは約2時間集中しなくてはなりません。どうしてもまとまった時間が取れない時はリスニングとリーディングに分けて解くようにしましょう。リーディングやリスニングの中で区切って解くようなことはやめましょう。
ここで注意してほしいのは模試は解くことよりも復習することのほうが何億倍と大切です。なぜなら、しっかりできなかった部分を復習しなければまた同じミスを繰り返しいつまで経っても得点アップが望めないからです。最初の模試の復習は約20時間ほどかかります。しかし、模試を繰り返すほどにこのスピードは速くなっていくので安心してください。TOEIC模試の復習の仕方についてもまとめたのでよろしければご覧ください。(TOEIC模試の復習方法)
しっかりと復習に時間をかけ分からない単語は確実に覚えてください。金フレーズでTOEIC専用の単語は学んだとはいえ、実はこれだけでは単語力としては不十分です。金フレで補えなかった単語は実際の模試で出てきた単語で補ってください。模試や金フレで出た単語は本番確実に出ると思って絶対に覚えてください。TOEICは実際の問題をリサイクルして新しい問題を作っているので似たようなものが問題が出る場合があるからです。
リーディングパートに関するアドバイス
初めに注意してほしいのですがこのスコアを目指す方はリーディングパートを全問解き終われせることができません。
もっと言うと900にたどり着く人でも解き終わるか終わらないかのギリギリです。完答することはかなり難しいことを覚えておいてください。
175から180問目まで時終わればいいところでしょう。
リスニングパートに関するアドバイス
700点を目指す人は問題文の先読みの練習をしてください。問題文の先読みはpart3、part4で大きな武器となります。下記に詳しく書いたのでご覧ください。
問題文の先読みについて(リスニングパート)
問題文の先読みとは問題文がアナウンスされる前にその問題文を読んで理解することです。問題文を先読みすることでこれから出される問題を大体予測することができ、心に余裕をもって問題を待つことができます。問題文がアナウンスされる前には数秒しかありませんので冷静に素早く問題を読む必要があります。手順は以下の通りです。
1. 問題文3つに素早く目をとおす。
(part3、4は問題文が3つありそれぞれの問題文にA、B、C、Dの4つのの選択肢があります。)
2.3つの問題文を読んだ後、時間があれば4つの選択肢にも目をとおす。
3.わからない問題があれば時間をかけずに飛ばしてすぐに次の問題の先読みを始める。
リスニングパートではわからない問題があったら切り替えが非常に重要です。前の問題に引きずられて時間をかけると次の問題にも悪影響が出てしまいます。
TOEIC800点を目指す勉強法
800点を目指す人の勉強法としては700点を目指す方とほぼ同じです。だた模試を解く量が少し多いのが違いです。700点を目指す人は模試の量は6回でいいのに対し、800点を目指す人は模試を4回多い10回解く必要があります。
700点を取るまでにやってきたことの精度を上げるイメージで勉強してください。このスコアを目指す方にも注意をしてほしいのですがリーディングパートを完答することはかなり難しいです。190問目までをを解き切ることを目指してください。 800点を目指す方は最低でも模試を最低10回分解いてください。
10回分きちんと解き直しと復習を行ってください。模試の復習の仕方はこちらです。TOEIC模試の復習方法
わからない単語は全て調べて暗記してください。全てです。
私が800点台の時に悩んでいたこと
私が800点台の時に悩んでいたことは3つあります。1つ目はリーディングパートが全問解き終わらないこと。(当時おそらく185問目あたりまでしか解き終わらなかったことを覚えています。)2つ目は基礎の単語力、TOEIC専用の単語力が身についたはずなのに実際の問題には多くのわからない単語があり、そのせいでスコアアップができなかったこと。3つ目はリスニングパートの先読みがスムーズにできずに問題を解いてる途中にパニックになり正答にたどり着けなかったことです。
まずはリーディングパートが全問解き終わらないことについてです。上記にも書きましたが800点台を得点するには190問目まで解き終われば十分です。
解き終わらないのには2つの理由があると思っています。単語力不足と英語を英語として処理できていないことです。
単語力不足に関してはひたすら地道に覚えていく以外道はありません。わからない単語があれば確実に覚えるように習慣化していきましょう。私は単語を覚える際、フラッシュカードのアプリを使っています。興味がある方は私が使っているものを置いておくので見てみてください。
英語を英語として処理できていないに関しては多少訓練が必要です。英語をいちいち日本語に直している人と英語を英語で消化している人では読むスピードに差が生まれてしまいます。日本語と英語では主語や述語の順番が根本的に違います。問題演習の際にはなるべく文の頭から英語で消化できるように習慣づけて読むようにしましょう。具体的な解決策としてはオンライン英会話をお勧めします。スピーキングとリーディングに関連性はないと思われたかもしれませんが、密接に関係しています。なぜならスピーキングの際には英語を英語で消化しなければならないからです。リアルな会話では素早く英語の文を頭の中で作り、それを言葉にしなくてはなりません。英語を日本語に直していてはとても間に合いません。
私はTOEICを受験する前からオンライン英会話でレッスンを受けておりそのおかげでリーディングとリスニングのスキルが上がったと言えるかもしれません。オンライン英会話はTOEICスコアUPのために必須ではありませんが、必ずあなたの英語力を向上させてくれるはずなのでぜひお試しください。
続いて2つ目の基礎の単語力、TOEIC専用の単語力が身についたはずなのに実際の問題には多くのわからない単語があり、そのせいでスコアアップができなかったことについてです。当時800点取得時の私の英語力で問題を解くと、少なくとも問題文全体の6%の単語はわからない単語や熟語がありました。わからない単語があって読み進められないってとてもストレスですよね。私もずっと悩んでいたのでわかります。しかし、これに関しては上記の通り出てきた単語を全て覚える勢いで学習を進めていくほか道はありません。あまりストレスを感じすぎず、一度見た単語がもう一度出てきたら確実に意味がわかるように必死になって覚えましょう。必ず本番であなたを助けてくれるはずです。
TOEIC900点を目指す勉強法
900点を目指す方はリーディングパートを時間内に完答することを目指してください。また、リスニングパートは満点を目指していただきたいです。
ここまで辿り着いている方はお気づきかもしれませんがTOEICはリスニングパートの方がリーディンパートよりも簡単に作られています。
私の経験上900点達成に必要な模試の数は最低でも17回です。
また、おそらくまだリーディングパートで苦戦している人がいるのではないでしょうか?リーディングパートを克服するためにリーディングパート専用の模試を解くことをお勧めします。心配な方はリーディンパートのみの模試を5回ほど解いて復習してください。私のおすすめは精選問題集リーディングです。少し難しめのリーディングパートの模試が5回ほど含まれており、リーディングの訓練に最適です。
part5の文法問題に苦戦している人、10分以内にpart5が解き終わらない人は文法問題出る1000を解いてみるのもいいと思います。実際に時間を測って10分で解けるよう何回も訓練してください。
900点を目指す人は他の点数と比べて圧倒的な演習量が必要です。確実に900点を目指したい場合はもしを20回といてください。
まとめ
600点を目指す勉強法
TOEIC専門の勉強はする必要なし。
基礎(文法、発音、単語)の勉強に集中してください。TOEIC600点の勉強法はこちら。TOEIC600点取るための勉強法
基礎の勉強が終われば、TOEICの勉強は半分終わったようなものです。
700点を目指す勉強法
金フレーズを最低10周してTOEIC頻出の単語をマスター(この単語帳はスコア別に単語がレベル分けされてますが700点目指す人も全て覚える)
TOEIC公式の模試を6回解く。
800点を目指す勉強法
700点の勉強法とほぼ同じ。違いは解く模試の量が最低10回。
900点を目指す勉強法
模試を最低で17回分解いてしっかり17回分復習。(余裕を持ってできれば20回)
リーディングパートが不安なら精選問題集リーディングを買って5回分解く。(かなり難しい問題集ですが解けなくても落ち込まないでください。重要なのは単語と解き方を学ぶことです。)
part5がなかなか早く解き終わらない方(10分以内)はtex加藤さんのTOEIC L&Rテスト 文法問題でる1000問を解いて訓練してください。
最後に
いかがでしたか?思ったよりも難しいと思いましたか?私自身この勉強法で900点に辿り着いたわけですが今思い返すととても辛かったことを覚えています。一回辛くて泣いたこともあるくらいです笑しかし、TOEICはきちんとした方法で勉強すれば得点できるテストで難易度もそこまで高くありません。頑張ってください!