TOEICは独学で対策できる理由とまずやるべきこと

独学でTOEIC対策は可能なのか?

結論から言うと、可能です。なぜなら私が独学でTOEIC学習を始めて約8ヶ月で900点を達成しているからです。↓

私は600点を達成するのに約4ヶ月、600点から900点は3ヶ月半で達成しています。

私の経験からTOEICで点数を上げるためには学校に行く必要も、オンライン上で売られている高い講座料も払う必要もありません。

では、どうやってTOEIC対策を対策するのか早速見ていきましょう。

独学は不安が一番の敵

TOEICを独学で勉強する上での一番の敵は不安です。なぜなら独学だと今自分の勉強法が正しいのかわからないからです。

私も学習を始めた時はそうでした。私はTOEICで900点を達成すると決めた日から一日6、7時間の勉強を週5で約8ヶ月続けましたが不安で不安でたまらなかったです。

一緒に学習する仲間も先生もいなかったので自分を信じるしかありませんでした。時には学習していることがきちんと身になっているか怖くて泣いたこともあります。独学で学習をするとはそういうことです。

でも安心してください!このページを読んでいる方には私がいます!

絶対とは言い切れませんが、私の学習法をみなさんが再現できればほぼ確実に900点までは短期間で達成できます。

そして自分の目標スコアを達成した時初めて自分の学習法は正しかったんだと確信できます。

私はこれからTOEICを学習する方にはなるべく短期的かつ効率敵に学習いただきたいと考えています。

なぜなら間違った勉強法を続けても、TOEICではスコアUPは望めないからです。

独学でTOEICを勉強する上で大切なこと

独学でTOEIC対策をするのに大切なことは無理のない学習スケジュールを立てることです。

あなたは一日何時間TOEIC学習に費やせますか??

目にみえる結果を得るには最低でも一日3時間は勉強していただきたいです。そしてさらに大事なことは一週間のうちで満遍なく勉強を続けることです。例えば、一週間のうちで2日だけ勉強できてもなかなか英語は上達できません。なぜなら、英語学習は定期的に復習することが大事だからです。

記憶を定着させるためにも、前日学んだことを翌日振り返ったり、隙間時間で英単語を覚えたたりと持続的な努力が必要です。

参考までに私の一日のスケジュールを載せておきますので、真似できるところがありましたら幸いです。

私は下記のスケジュールを水曜と日曜を抜いた5日間続けていました。

 

私はTOEIC受験時は大学生でした。効率よく単位もとり、時間的なゆとりはたくさんありました。

また、勉強スケジュールを立てる上で大切なのは常に同じ時間に同じ量だけ勉強することです。

長期間に勉強を続けることは思ったよりも大変なものです。気分が乗って勉強したい日もあれば、やる気の出ない日ももちろんあります。

そんな日にすでに勉強のスケジュールがが出来上がっていれば、ただ毎日のルーティーンをこなすだけでTOEICのスコアUPに必要なだけ勉強できます。

またこれは私の経験ですが2ヶ月に一回ほどもう何もしたくないみたいな日が訪れます。

こんな日を乗りこえるのに必要なものが学習のスケジュールと毎日のルーティーンです。

学習スケジュールを立てたことない方は最低でも自分が一日何時間勉強できるのか、何時に勉強を始めるのかだけでも決めておきましょう。

ですがもう本当に何もやる気が出ず、ベットから出られないみたいな日もあります。

こんな時はゆっくり休んでください。一日二日休んだくらいでは長期的に見て、あまり影響はありません。

 

目標のスコアを設定しよう

目標のスコアを設定することはとても重要です。なぜなら目標のスコアによって学習が変わるからです。

まだTOEICを受けたことのない方はまず600点を目標にすることをお勧めします。

なぜなら、英語の基礎(文法、発音、単語)がしっかり固まっていればTOEICのために勉強をしていなくても達成できるスコアだからです。

そして一旦600点を達成してしまえば、そこから先のスコアはTOEIC専用の勉強をすれば誰でも達成可能です。

また、600点は大体TOEICの平均点となります。

英語を普段勉強していない人からすると少し大変かもしれませんが、しっかりと基礎を固めればそこまで難しいスコアではありません。

一旦、目標を立ててしまえばあとは努力するだけです。

頑張る必要はありません、一日の中で自分ができることを積み重ねていきましょう!

自分の今のTOEICスコアを確認しよう

まず、TOEICの勉強を受験をするまえにしていただきたいのは自身の今のスコアを確認することです。

なぜなら目標のスコアと実際の自分のスコアを埋めることが勉強だからです。

自分の今のスコアは市販で売っている公式問題を買って実際に解いて確認しましょう。

TOEICはListeningとReadingパートに分かれている合計2時間ほどのテストです。決して分割して解いたりせず、しっかり2時間まとめて受けてください。

本番でも2時間続けてテストが行われるため、何回もテストを経験して慣れていって頂きたいです。時間もしっかり測ってください。

Listeningは音声が流れるので時間内に終わると思いますが、初めてTOEICの問題を解く方は、Readingは時間内に終わらないと思います。(900点ホルダーでもReadingパートが時間内に時終わらない方は全然います。)最初は170問目あたりまで時終われば上出来です。

時終わったら採点してください。実はTOEICで自分で正確なスコアを算出することはできません。なぜならTOEICは一つの試験の中で相対的に点数が付けられるからです。同じ正当数でも難しい回の点数が高く、簡単な回の点数は低くなるということです。

とはいえ大体の自分のスコアは把握できるのでそれを参考にしましょう。

おそらく初めて受けた方の多くは600点に届かない方がほとんどでしょう。ただ落ち込む必要はありません。しっかり勉強すれば確実にスコアはアップします600点にいかなかった方は英語の基礎(文法、発音、単語)の勉強をしましょう。

英語は基礎の勉強が本当に本当に本当に重要です。ここできちんと基礎を固めないと絶対に高得点は取れません。そして一旦基礎を固めてしまえば600点付近の得点は確実に達成できます。

そして基礎を固めた状態で、600点をとってしまえば700点、800点、さらには900点も見えてきます。そしてこの基礎の勉強が個人的には一番楽しかったです。

今思い返しても楽しくてニヤニヤしてしまいます笑。ぜひこの過程を楽しみながら勉強してください。

600点を取る方法については下記ページで説明したのでご覧ください。

 

TOEICの受験日を決めて申し込みをしよう

TOEIC受験申し込みは受験日から大体40日前です。1,2ヶ月ほど勉強してみれば1ヶ月でどれほど自分が勉強できるのかわかると思うので良いタイミングを見て申し込みましょう。

おすすめのタイミングは英語の基礎(文法、発音、単語)をしっかり勉強し、TOEIC公式の問題集を1回分といた後です。

ちなみに私はこのフェーズで4ヶ月かけています。基礎は本当に重要なんです。

申し込み手順は至ってシンプルです。

「TOEIC 申し込み」と検索し、最初に出てきた公式のページにとびサインアップして表示されている日程で申し込むだけです。

受験会場はたくさんあるので最寄りの会場で受けましょう。

TOEIC対策で必要な参考書全て

TOEICの学習では質の良い問題を解くことが一番の近道です。

最高の自己投資だと思って、思い切って参考書を買ってください。

TOEICの参考書は世の中で本当にたくさん売られていますが、これから記す参考書をきちんとやれば900点までは保証します。

1.TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ

TOEIC受験には欠かせない誰もが認める最強の単語帳です。TOEIC頻出の単語を初心者から上級者にレベル分けして押さえてあります。

例文では実際にTOEICで出てきた文章を著者が再現してくれているのでしっかり例文にも目を通しましょう。

既述の通り、単語はレベル分けされているのですが初心者でも上級のレベルの単語を全て覚えることをお勧めします。

なぜならTOEICはその単語の意味がわかるだけで一瞬で解答に辿り着くケースがあるからです。

最低10週はしてテストに臨みましょう。

2.TOEIC公式問題集

TOEICは公式から10冊ほど問題集を出しています。一冊にテスト2回分が含まれており、とても勉強になります。

新しいものから最新の傾向にのっとって作られているので番号の大きいものから順に解きましょう。

公式問題を解くに当たって重要なことは一回のテストの点数に一喜一憂しないことです。

大切なのは本番であなたの目標点数を達成することです。また、あなたの目標点数によって何回テストを解くべきかは変わってきます。

600点を目指す場合は1、2回ほど解いてどのような問題が出てくるのかを知っておいた方がいいでしょう。

800点を目指す場合は10回分のテストを解いてください。

900点を目指す場合は最低でも20回は解いてください。

もう一つ重要なことは復習は問題を解くことよりも何百倍も重要です。

解いた時間の何倍もの時間をかけてしっかり復習しましょう。

3.TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問(800,900点を目指す人におすすめ)

これはpart5の文法問題の演習に使います。文字通り文法問題が1000問あります。

なぜこんなに解かなければいけないかというとpart5は遅くても10分で解きおわす必要があるからです。

TOEICは非常に時間に厳しいテストです。

なるべく速く、かつ正答率は高くpart5を解き終わらせなければその後のpart6、part7まで解き終わらすことができません。

使い方は簡単で時間をシビアに測って一気に30問解いて答え合わせをするという方法です。

一周目で間違えた問題に印をつけて2週目はその箇所だけ解いて完璧にしましょう。

この一冊をきちんとやるだけでpart5については9割近く取れるはずです。

 

4.TOEIC(R)テスト 新形式精選模試 リーディング(900点を目指す人におすすめ)

TOEICはListeningよりもReadingの方が難しいので得点が伸びにくいです。

Readingに悩みのある方にはこの参考書がおすすめです。

難易度が非常に高い問題となっています。しかし、TOEIC回答までのプロセスがよく研究されており、非常に質の良い参考書です。

800点を超えている方におすすめの参考書です。

時間内に解き終わることは難しいと思いますが、あまり落ち込まないでください。

私も当時は終わらなかったと思います。

重要なのは出てくる単語をしっかり覚えることと、回答に辿り着くパターンをしっかり身につけることです。

本質的な英語力を高める

これを聞くと驚く方がいるかもしれませんが、いくらTOEICを勉強しても話す練習をしなかったり、日常の中で英語を使う練習をしないといつになっても英語は話せるようになりません。

TOEIC L&Rで高得点を取ることと実際に英語を話したり、使ったりすることは別物と考えてください。

私が英語を話すことができるようになるためにしていたことの一部をご紹介するのでよろしかったらご覧ください。

1.英語で日記を書く

  続いての方法は英語で日記を書くことです。寝る前に数行の日記を書きましょう。
 その日あったことや今考えていることなどを文章にしてみましょう。その過程で自分が英語で表現できないものが多くあることに気づくと思います。どう表現していいかわからないものがあったらインターネットで調べましょう。HelloTalkなどのアプリで直接外国人に聞いてもいいでしょう。わからない表現を調べて自分のものにするのが日記を書くうえで重要なことです。
 最も重要なことは続けることです。一日分の日記が5、6行のものを選びましょう。私は3年ほど英語で日記を書くことを続けてますが確実に私の英語力を向上させてくれました。

2.オンライン英会話レッスンを受ける  

 話せるようになりたいのならば、避けて通れないのが実際にネイティブスピーカーと話すことです。どんなに本を読んだり、どんなに映画やドラマを見てもなかなか話せるようにはなりません。なぜなら、英語はスポーツのようなもので頭でどんなに英語の話し方を理解していても実際に口を動かして練習しなければ習得できないものだからです。

 私自身、今までで合計約400回のレッスンを受けてきました。スピーキングで目にみえる成果を得るには長い時間がかかります。私の経験上、一回30分のレッスンを週4回受けていたとして2、3ヶ月に一度成長が感じられます。
 実際のネイティブスピーカーと話すことは、最初はとてもハードルが高いと感じると思います。私もそうでした。しかし、オンライン英会話は初心者向きです。講師があなたが理解してそうでなかったら合わせてくれますし、分からないところがあった質問もできます。しっかり講師を活用しましょう。
 オンライン英会話を受ける上で一番大切なことは習慣化することです
オンラインレッスンの効果的な受け方については次のページに詳しくまとめたのでよろしかったらご覧ください。

3. 英語の本を読む

 皆さんは英語の本を読むの好きですか??本を読むことはあなたの英語力を飛躍的に高めてくれます。
もし英語の本を読むことが苦手で避け続けていると、本が好きで読み続けている人と比べると埋めることのできない差が開くことになってしまいます。本が苦手な人もぜひチャレンジしてみましょう。本を読むにあたって私の経験からルールを作ってみたのでぜひ活用してください。

 読書を続けるためのルール

1. 必ず自分の好きな本を選ぶ。友達や講師が勧めてくれる本が必ずしも面白いとは限りません笑
(好きな本がない場合は映画の本バージョンを読んだり、適当にググって好きそうなものを選んでください。)

2. 20ページくらい読んでつまんなそうなら読むのをやめて次の本を探す。

→あまり面白くない本にたくさん時間を割くのは時間がもったいないです。いい本を見つけたら続きが気になって読むのを止められなくなるはずです。


3. 知らない単語があればできるだけ調べる。おそらくたくさんあるのでフラッシュカードなどは作る必要はありません。


4. 5分かけてもわからない部分はあまりストレスを抱えすぎず、飛ばす。

 本を読むにあたって一番大切なことは、楽しむことです。感動して泣いたり笑ったりして覚えた単語は忘れにくいです

ぜひ、たくさん読んで単語力や表現に磨きをかけましょう。

最後に

今回はTOEICの独学での勉強法について勉強しました。

TOEICを独学で勉強するのに最も大切なことは、正しい勉強法で時間をかけて取り組むことです。

私はおそらく正しい勉強でできていたので、普通の人の何倍もの速さでTOEIC900点を達成しています。

その方法についてもより詳しくまとめたので下記からどうぞご覧ください。